画像検索サービスで実現したいこと
先々月あたりから仕込んでいた画像検索サービスを昨日NoSchoolでリリースしました。
(※スマートフォンのみでのリリースです)
https://noschool.asia/question/search-image
デモ動画はこちらです。
分からない問題を写真で撮って速攻で検索できる画像検索サービスをリリースしました!でも動画はこちらです pic.twitter.com/phtAj3EmYW
— 徃西 聡 NoSchool (@earthcomit) 2019年9月25日
どういった機能かを一言でいうと、わからない問題をキーワード検索で探すのではなく、スマホで写真をとって検索をする仕組みです。
今日このブログを書いている段階で約18,000件ほど質問がNoSchool上にあり、
その中で過去に同じ問題で悩んでいる質問を画像経由で探すという仕組みです。
実はこれはNoSchoolを始めた2年半前(もうそんなに経つんですね・・・)からずっとやりたかったことであり、昨日ようやくそれに向けた第一歩を踏み出せた感じです。
これはひとえに普段質問をしてくれている中高生の皆さん、そしてそれに対して回答をしていただく先生あってこそ出来た機能です。
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ちょっとここからは何故この機能をリリースしたのか、またNoSchoolがどういった方向、世界を目指しているのかをザクッと書いていこうと思います。
「誰もが学べる場所をつくる」を実現すべく日々サービス改善を進めていますが、この「誰もが学べる場所をつくる」をもう少し具体的に考えていこうと思います。
自分がちょうど10年前、15歳、16歳だったのですが、
そのときに勉強をしていてわからない箇所を解決する方法は、
・解説を何度も何度も読み直す
・親に聞く
・学校の先生に聞く
・塾の先生に聞く
の4パターンでした。ここに2つ解決したいことがあって、
1つ目が、「解説を何度も何度も読み直す」をもっと効率良くしたい点です。
これは自身の考えを深め、自分自身で解決しようという力はつくとは思います。
しかし往々にして「わかる人」に聞くが一番はやく効率的ですね。
そして時間を掛けて自身で理解する vs 分かる人に聞いて理解するの対立でどちらか今後も使えるか(近しい問題が出てきたときに解けるか)はそこまで差は無いと個人的に思っています。
2つ目は「誰かに聞く」のパターンにおいて、解決できる情報が個々人に分散化されていて、それに1つ1つアクセスすることに時間がかかること、またその人に聞けなくなったとき、その情報はとても勿体ないと思っていて蓄積できる場所を作りたいという点にあります。
これは、別の解釈でいうと、例えば現在NoSchoolでは約250名の家庭教師・塾の先生が登録されており、日々中高生の質問に回答をしてくださっています。
勉強質問サイトにおいて、回答をする=質問者に価値提供できる=その瞬間だけ価値が生まれるという、単発の価値提供で終わります。
せっかく、先生が回答したそのコンテンツが埋もれていってしまうような。
そうではなく勉強という領域において5年、10年経ってもその回答は価値を発揮し続けるはずです。(流行り廃りがない領域なので)
その瞬間だけの価値提供で終わらず、その先生の回答がその後も生き続けるような流れを作っていきたいと思っています。
少しサービス寄りの話をすると、数年前に回答したコンテンツによって利益がストックされ続け半永久的に享受できるようなイメージです。
生徒の悩む時間をより効率化する
先生が回答をする手間を効率化する
それによって空いた時間をもっと別のこと(たとえばメンタル面のケアや指導計画のサポート、もしくは上記で書いていた考える力を別のカリキュラムで組む等)に使われる世界に対して役に立てるようなサービスにしたいなと。
上で書いたようなことは究極であり言うは易く行うは難しなのでそれに向けて
日々頑張るのみです!
9月もあと少し、年内もあと3ヶ月強。引き続きがんばります!
また引き続き採用中ですのでご興味ある方は是非ご連絡いただけますと幸いです!