徃西 聡のブログ

NoSchoolという教育プラットフォームをやっています

筋肉質

会社の人が増えると急に成長していると錯覚しそうになる自分がいるので注意しないといけないと最近感じています。

言葉で言って理解するのは簡単なのですが、いざオフィスに人が増え、そろそろ引っ越したいねという話になってくると、当然次は今より大きいオフィスになるわけです。

 

では、事業はその拡張と同じく成長しているのか、

成長していない場合はそれは先行投資でいつ頃にそれが花開くのか。
1つ目のベストシナリオがハズレた場合の2つ目、3つ目のシナリオでもその組織体制で多くないのか、余らないのか。

 

逆にベストシナリオで事業がうまく行った場合に、すぐに採用を出来る体制なのか。
そこで時間が掛かるとそれは直接的に事業成長に影響しないのか。

 

と変にかたくなってしまいましたが自分が実現したい事業に共感してもらい
一緒に前に進めるメンバーが増えることは大変嬉しいことです。

 

ただし、そのあたりのバランス感覚はしっかり持たないといけないですね。
なんだかすごく当たり前なことを書いてしまいましたが意外と錯覚するなと感じたのでブログに書きました。引続きがんばります。

最近のNoSchoolのあれこれ(2019年6月)

もう6月も終わりそうです。

口癖のようにここのところもう◯月も終わりだねと話しているような気がしますが本当に月日はあっという間です。

 

ブログのネタが無い(無いわけではないですが無いといえば無いかも)というところと
最近少しずつですがNoSchoolの機能改善を進めています。

 

ということで、今月が初めてとなりますが、弊社はまだまだ小さく広報の方もいないので、毎月自分の方で今月やったことなどを自分達の記録として、またアナウンスとしてブログで纏めていこうと思います。

※技術的な観点では自分は書けないので、あくまで何故したかという観点と期待していること背景などの観点で書ければと思います。

 

2019年6月のリリース(主にユーザーさんの目に触れる方のリリースがメインです)

 

1.先生検索機能リリース

前回の記事でも触れましたが、先生検索機能をリニューアルしました。

前回よりもお住まいの地域の先生を探しやすく、また回答履歴を軸に「どの科目に強い先生か?」を絞り込み検索できるようにし、またSEO対策も強化しました。

 

f:id:earthcomit:20190624145125p:plain

 

以前はシンプルすぎるくらいシンプルだったというところでテコ入れ、またお陰様で約200名ほどの先生方が現在ご登録頂いているので、少しずつ昔からご利用頂いている先生、新しく入られた先生のサイト内露出を万遍なくしていきたいという背景もあります。

 

 

2.グローバルメニュー変更

NoSchoolは個人家庭教師の先生が多いですが、少しずつ塾の先生、家庭教師センターの先生の登録も増えてきています。全てを一つにまとめると保護者様・生徒様目線でややこしいということもあり、このタイミングでメニューを変更しました。

f:id:earthcomit:20190624145344p:plain

 

3.質問投稿画面変更

普段生徒さんしか使わないページのため、先生は見ない方も多いかと思いますが、
質問投稿画面も改善に向け変更しました。

 

f:id:earthcomit:20190624145557p:plain

 

NoSchoolに限らずQ&Aサイトで必ず起こる「丸投げの質問」に対しての改善も近々リリース予定です。方針としてはなぜ丸投げするのか?といった背景にはいくつかあると思っており、

・頭の中では説明できるが言語化の仕方/整理の仕方が苦手

・しづらいのではなく言語化するのが面倒くさい

 

・そもそも全部本当に分からない

 

と、もう少し細分化できそうですが、大きくこの3つがあると思っていて、上記2つは機能改善である程度、改善はできると思っています。
丸投げの質問を強制的に無くすのはプラットフォームとして簡単ではありますが、それは考えずに行う最終手段と思っており、出来る限り、「良い質問に昇華させるお手伝い」をNoSchool側でしていきたいと思っています。

曖昧な説明になってしまいましたが、これは近々新たな機能としてリリースしたいと思っています。

 

話が少し脱線しましたが続きです。

 

4.通知機能リリース

f:id:earthcomit:20190624150306p:plain

 

これは逆に今までなぜ無かったのかという話ですが、今まではメールでの通知しかありませんでした。。

理由はもちろんありまして、NoSchoolはもともと、非エンジニアの自分がワードプレスで立ち上げたサイトであり、2年間このワードプレスで運営していました。よって開発面で出来ることに制約があったり(出来たとしても時間がかなり掛かる、また自分がエンジニアではない・・・)という点で2年間はほぼ小さなことは除いてあまり機能改善ができていない状況でした。

 

なので、去年あたりからNoSchoolをご利用頂いている先生や学生の方々は最近NoSchool変わるスピード早い?ともし思っていただけておりましたらこういった背景です。

 

逆に、2年間ユーザーさんの動きをしっかり見て、またご意見(これがあったら嬉しい!)などの提案も頂いていた為、今全力で改善中という状況にあります。

 

個人的にはこの流れで良かったと思っていて、

・最初から機能をリリースできる環境であったとしてもご利用頂くユーザーさんの母数が少ない(よってうまくいくのか、これは本当に良いものなのかの判断が運営側でしづらい)

・使われないから悲しい・・

・機能改善にあたっての判断材料数が少ないから確度が不明

 

といったことに関してはNoSchoolはおかげさまで少しは避けられたので
一長一短ではありますが個人的にはこの流れで良かったのかなと思っています。

 

もちろん、だからといって全てがうまくいくわけではないので、
運営側の自己満足的な機能実装にならないよう確度を上げながらリリース、だめな場合は改善 or 撤収はスピーディーにやっていきたいと思います。

引続き少しずつではありますが改善していきます!

 

また上記の通り、機能改善を、より迅速に行っていきたいというところもあり、

 絶賛採用中です!(週1などの副業で募集中です)

もし少しでもご興味をいただけましたらご連絡いただけますと幸いです。

www.wantedly.com

 

ようやく・・・

NoSchoolを始めてからやりたかったことのうちの1つの

科目別で得意な先生を探す機能を遂にリリースできました。
(細かいところは追って改善進めます、現状だとPCの方でご確認いただけるかと思います)

https://noschool.asia/teacher/home

またこのタイミングでかねてより開発サイドの念願の希望であったNuxt.jsへと/teacher以降のページをリニューアルしました。

 

なぜ先生の得意科目によって探せるかという点において、
当たり前といえば当たり前なのですが、得意科目がしっかり分かったほうが良いからです。ただ1つポイントがあってNoSchoolの場合は先生の自己申告(○○と○○を教えることが出来ます)によって検索の出るか出ないか決まるのではなく、あくまで先生の回答実績をベースとして検索に出るか出ないかが決まることです。

 

これを自己申告のほうがより、たくさんの先生が表示できるといえばそうですが、密度は薄くなり本質的な検索結果を得ることが出来ないと思っています。

また、本当に教えることが上手・得意などの先生がしっかりと注目されるという点においても今までQ&Aでご回答していただいているからこそ光るべき。とも考えています。

 

一方、回答数だけが全てではなく、他の要素によっても検索ロジックは、より柔軟になっていくべき(例えば回答の高評価数や閲覧数等)だと思っておりこのあたりは引続き改善を進めていければと思っています。とりあえず1つ、遂にできたという気持ちで嬉しいです。

 

最近少しずつですが、個人契約の家庭教師の先生以外にも家庭教師センターや塾などのご登録も増えてきています。

一貫してすべきは、実績をしっかり光らせるお手伝いをNoSchoolですること。
場所や家から近いからここに通うが、正解でもありますが、本質的には正しくなく、落ちどころになっています。本当に相性の良い先生に出会える、というよくあるフレーズですがこれを本当に実現出来るよう引続き頑張ります。

理詰め

ペース良く?更新できているかと思います。

 

今日は理詰めについてまとめてみようと思います。

結構短めですが。

 

仕事をしていると、自分の考えと相手の考えが違っていて、ついついロジック攻めで

勝とうとする瞬間が、誰しも人間であればあるのではないかと思います。

 

自分もそういった瞬間が時たまあります(そのときの自分の考えが結果的に正しかったかどうかはわかりませんが・・・)

 

理詰めで勝とうとするとその瞬間は勝ちますが
結果的に負けると思っています。

 

その瞬間に納得させることと、相手に与えるインパクト、その両方を天秤にかけると
結果的にマイナス。

 

そこは敢えて譲って、少し遠回りして、自分がやりたかったところへ着地させる。

要は、自分が最終的にどこに着地させたいのかを考える必要があります。

また、そこに着地させるまでにどの程度の時間軸で落としたいのか。

 

ここがまさに理詰めする必要があって、勝つために理詰めにすると結果的には
相手には良い印象を与えないので、長い目で見るとマイナスです。

 

考えが違っていたとしても、押し通すべきレベルの重要な意思決定なのか、

譲っても良いものでどのプロセスを挟んでどう着地させるか。
また、その間に自分の考えがあっているか確認する必要があるかどうか。

 

そのあたりこそが

自分のなかでロジックを固める必要があるんじゃないかなと最近考えています。

 

 

徃西

 

 

コツコツ

久しぶりにブログを。

できれば週1は更新したいと思いながらもなかなか時間が取れず久しぶりになりました。

今週はテスト的に朝型の生活に切り替えたのですが、意外とすっきり起きれ集中的に仕事をこなせそうなので良い感じです。しばらく続けてみようと思います。(これも会食とかが平日のどこかに入ったりすると急にリズムが崩れちゃうので考えないとですが)

 

タイトルのコツコツについて。

当たり前のように大事なことですがコツコツ積み重ねることは大切だと思っています。

かなり前のですが、日本電産永守さんのM&Aの在り方のような講演をyoutubeで拝見し、なるほどやっぱりコツコツだよなと再認識した次第です。

 

パズルのようにどこのピースが今必要でここを手に入れれば(うまくいけば)次はここに向かおうという感じで。

 

爆速で伸びることは華やかですしそれも良いことだと思いますが、
うちはやっぱりコツコツな事業だし会社になるのだろうなと思っています。

 

ただ、コツコツで大事なのは、成長比率がコツコツ変わらず、成長が永遠に○%ではダメです。

 

ここのコツコツを勘違いしちゃうと、人生的に間に合わないので

どういったパズルを完成させたいのか、そのためにまずは順序的にここのピースを埋めて(ここは基盤となるからしっかり時間を掛けて良いピースにしよう)

その次はここのピース、ここのピースは前のピースが手に入れば、かなり早いペースで数枚集められるから、ここは成長速度は速いはず。

 

などを考えながら描く必要があると思っています。

 

100枚のピースのパズルを完成させることが最終的なゴールだとすると、

1枚1枚コツコツ集めようね、ではなく、最初の5枚はコツコツ良いピースで埋めよう。

その次は最初の5枚とシナジーが生まれるのでこのくらいのスピードでこのぐらいのレベルのものを集めてという感じで。

埋める領域によってスピードとクオリティとシナジーがどうなるからこうなるという感じで考える必要があります。

 

最近NoSchoolで始めた新しい施策のコーチングプラン。

これは、そこまで大きくなく1枚のピースですばやく完結できるピースです。

ただこれを始めるためにはそういった学生さん、ご参加いただける先生の皆さんを集めるというその前段階のコツコツフェーズのパズルがあるからこそできる取り組みです。

 

noschool.asia

 

どういったものを完成させるためにどこのピースをどのように埋めるか。
コツコツは永遠にコツコツだと意味がなく、すべきところやフェーズのコツコツがどうかの見極めが大事だよなと最近感じていたのでブログでまとめました。

 

弊社は絶賛コツコツフェーズです。

ユーザーさんとプロダクトと向き合い、コツコツ最初の大事なピースを作っているフェーズです。

そういった環境や教育などに興味がある方、採用強化中ですのでご興味あればぜひお話したいです。

 

Laravelエンジニアさん

iOSエンジニアさん

UI/UXデザイナーさん
週1の副業〜でご興味ある方は是非お茶できますと幸いです!

 

www.wantedly.com

NoSchoolをリリースして2年、会社を設立して1年が経ちました。

NoSchoolの徃西です。

週1ブログ更新、何とか続いています。

 

今週は何を書こうかネタに悩んでいたのですが、タイトルの通りそのタイミングだったのでブログにまとめてみようと思います。

 

折角なので、NoSchoolを始めた際に考えていたことと、今考えていること、

2年経って、正解だったかどうかの個人的な振り返りもできればと。

 

積み上がるモデルにする

これは今も正しいと思っています。
過去の経験から自分やスタッフが稼働していた成果が一瞬で無になる構造にはしたくなかったです。前職の経験でいうと、求人媒体を運営していましたがせっかくコンテンツ(

求人)が掲載されても求人が終了すると必然的にコンテンツも非公開にせざる得ないのでSEO的な観点でも工数対効果でも苦しいという感じです。(勿論、例外もありますが)

 

なので、基本的には積み上がっていくモデルにしたかったというところと積み上げるものの質を高くしたかったという点においては、NoSchoolはおかげさまで先生からの回答という観点、比較的勉強への意欲が高い学生からの質問というところで良い循環を少しずつ作れたのではないかと思っています。現在Q&Aで約2万5千件ほどですがこれも右肩上がりで伸ばせています。そしてしっかり積み上げながらこれをどのように進化させようかというフェーズは次以降になってくると考えています。

 

属人化させない

これはスタッフも少ないため、まだまだですが、イメージでいうと超優秀な営業マンだから売れる、ではなく、だれも一定のラインで売れることができる仕組みづくり。
また教育コストをどのように抑えていくのか等。このあたりは正しいと思っていますが現状まだまだなのでこれからの課題になってくるかと思います。

 

トレンドを追わない

これは引き続き方向性として進めますし、正しいと思っています。
キラーコンテンツでドンと稼いだり一過性のトレンドに乗るのではなく、
昔から変わらない・無くならないものに焦点を当てる。
その点、教育というドメインでは、プログラミング教育必修化などいくつか新たな要素は生まれてきますが大きな点では変わらない、引き続き残っていくものであり大切なもの。ここでしっかりポジションをとっていきたいと思っています。

 

データ主義

これは正しいですが、まだきっちり整備出来ていないので進めないとです。
数字を見て正しい意思決定を出来るような環境を早く整えたいと思っています。

 

倹約は大切

これは起業当初から意識しており、今も変わらずです。
正しく投資する(お金を使う)ところには使い、必要ではないところは徹底的に削る。
基本的に人間は慣れるものなので必要最低限のインフラは整え、後のオプションは削る。次これを達成したらこれをしよう、ここに引っ越したいね等、色々目標や楽しみも生まれますし。最初から揃えすぎると面白くないよなという感じです。慣れればすべて都ですね。

 

難しいけどやりたいことをやる

これは振り返りなどではないですが、個人的に感じていること。
起業の成功確率自体が低いので、その中で成功しやすいところを選ぶという手もあると思いますが、どうせやるならやりたくて難しいところを行こうと。

誰もがそれは良いねと思いながら出来ていないのは難しいためであり、そこを超えれば

圧倒的なものが来ると信じています。

 

徃西

 

週1などの副業でサポート頂ける方を募集しておりますので

ご興味ある方は是非ご連絡いただけますと幸いです。

www.wantedly.com

 

 

隣の芝生と成長速度

久しぶりのブログ更新です。

週1で書こうと決めたのに書けていませんでした。

 

NoSchoolの方は、サービス自体は表面上変化は無いですが、

水面下で着々と改善に向け進めております。

 

メンバーも副業・業務委託の方含め、8名になりました。

現在はWeb版のみですが夏頃にはiOSアプリもリリース出来ればと思っています。

 

まだまだ他の職種で、週1などの副業でサポート頂ける方を募集しておりますので

ご興味ある方は是非ご連絡いただけますと幸いです。

 

www.wantedly.com

 

今日は、ここのところ他の会社や、ドメインを見ながら「凄い!成長してる!」
うちも頑張らねば!と思う日々が多かったのですが、

「おいおい、NoSchoolの目標だったりKPIを他と比べて何か意味があるのか」

 

と腹落ちしたことを書いてみようと思います。

 

当たり前だと言われれば当たり前なのですが、
市場が違ったり、戦い方やどのくらいの長さその事業を見ているかによって、そんなことはどうでも良いとなるのですが、人間なかなかそうはいかないなと思います。

 

やっぱり、他が自分達より成長していると、純粋に悔しいですし、
その逆があったりすると慢心してしまうものが人間だと思います。

 

ただ、そんなことは、心の中で思っても事業は1mmも伸びるわけではなく、
粛々と自社だけを見つめなければいけないです。良いことも悪いことも見つめ続け、

改善していくと、気がつけば意外と成長したのかなと思える日が来ると思いますしそれしかないんだなと。

 

そう考えると、数値で成長を測ることが難しい業界の人はそれは大変なんだろうと思いますし、我々は少なくとも、数値で上手くっているのかまだまだなのかを冷静に計測できるので、まだ良いんだと思います。

 

当たり前のことをダラダラと書いたブログになってしまいましたが、世の中で起きていることの99%のことは自分には関係なく、ただ1%のそれだけに集中したいと思います。

 

自分達の仕事に誇りをもって、そして驕らず。

頑張ります。

 

徃西